🕒 2023年01月7日(この記事は3分で読めます。)
Hannover Messe(ハノーファーメッセ)は産業技術に関するいくつかの展示会が同時に開催される、1つの大きな展示会です。この各専門展示会は世界最大規模、またはヨーロッパ最大規模の展示会もあるため、Hannover Messe は世界最大の産業専門展示会とも呼ばれています。
ドイツのメルケル首相も、「世界の産業展示会の中で、最大の展示会である。」と言うこのHannover Messeは、産業技術に関する世界最大の展示会であるだけではなく、世界中の実業家や投資家、また政治家などが一同に介する展示会であり、産業機械やソフトウェア、ロボティクス、オートメーション技術から、エネルギーシステム、研究開発まで多岐にわたる産業技術が展示されます。
毎年のHannover Messeでは、世界約100ヵ国以上、約7,000社の出展社、20万人以上のビジター、約3,000名の報道関係者が訪れます。
また、ドイツ・ハノーバーの他、アメリア、カナダ、ブラジル、中国、インドなど世界各国で関連展示会を開催しています。
気になる2021年の開催についてですが、2020年のHannover Messは、3月27日に正式に中止との発表がされました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、当初の2020年4月開催から2020年7月開催へと延期が決まっていましたが、7月の展示会は中止となり、デジタルでの開催を決定としました。
7月14日と15日の2日間、「Hannover Messe Digital Days」が開催されます。なお、同デジタル展示会への参加は無料となっており、同業界がポストコロナ時代にどうイノベーションをもらすのか注目されています。
同展示会の主催者であるドイツメッセは、今回のデジタルイベントでインダストリー4.0を打ち出し、世界中のコミュニティをオンラインで再現したいと表明している。
前回のメインテーマは「Integrated Industry – Industrial Intelligence」
同テーマは、製造現場における効率化、AIによって自動化された製造、 プロトコル、インターフェース分野の課題とAIによる重要性を示しています。
今後のAIによる台頭で、製造現場やエネルギー業界において、さらなるイノベーションが加速されることは間違いありません。1つ1つプログラムが必要な機械に比べ、 AIシステムの活用では膨大なデータとアルゴリズムによって作業の効率化と見直しが可能になります。
2023年のメインテーマにも注目が集まりそうです。
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Article by Tusk Europe Team