(公開: 2021年08月15日)この記事は3分で読めます。
Automechanikaは、世界の自動車業界にとって非常に重要な展示会とされています。2年に一度、フランクフルトで開催されるこの自動車業界をリードする展示会は、各社から最新の技術をもって開発された製品、革新的な製品が展示されます。
最新の機器メーカー、自動車部品メーカー、サプライヤー、商社、自動車販売業者などの業界関係者が、世界中から一同にフランクフルトに集まりますので、業界各社の意思決定者と直接会話や商談をすることができます。
展示会場では最新の製品を直接見ることができるだけでなく、最新の情報を仕入れたり、各社の動向も知ることができる点でも、業界関係者にとっては貴重な展示会となるでしょう。
会場の大きさは東京ビッグサイトの5倍の広さを持つち、世界80カ国から約5000社が出展し、世界180カ国から15万人のビジターが会場へ足を運ぶビッグイベントです。日本からは、NSK、MEIJIなど約40社が出展しています。
自動車用品、車両部品、タイヤホイール、サスペンション、制御システム、EV関連機器、自動運転などの最新情報を得ることができ、業界内の評価が高いことも特徴です。
また、同展示会におけるトレンドは過去の自動車メーカーから、最近はEV、自動車部品商社へと変化してきており、世界的なシェア争いの中において売上高1兆円を超えるスタートアップや新興企業が多くなってきているのも特徴の一つと言えるでしょう。
これまでのエンジン車では、部品メーカーの大量生産による安価・安全な製品の需要が高まっていました。
ドイツにおいては70%以上がマニュアル車と言われており、マニュアル車の需要や、それに関連する部品需要は高いとされているため、今後もしばらくは市場は継続していくと予想されています。
しかしヨーロッパにおいても2030年頃より順次エンジン車の生産は法律で禁止されるため、今後はEVや自動運転、コネクテッドカーの市場経済が爆発的に発展すると分析されています。
現在の自動車市場は約60兆円規模とされており、今後EVや自動運転が発展することにより部品需要はこれまで通り高いままだと予想されます。そしてEVや自動運転関連のサービスにおいては新たに20兆円以上の市場が新たに出現すると分析されており、各社はどの分野に資源を投資し、新たな製品やサービスを開発・供給していくかが問われています。
2021年のAutomechanika フランクフルトは、会場での開催とデジタル開催という2つの方法で開催が予定されています。
また、Automechanikaと同時開催されるReifenというタイヤ業界の展示会により、2つの展示会が自動車業界にとって大きな影響を持つでしょう。
会場で開催されるアウトメカニカは、のべ80カ国から5000社の出展企業と13万人を超える来場者が一同に会し、過去最高の参加者数を記録しました。次回のAutomechanikaは、この数字を上回るとされています。
1971年にフランクフルトで初めて開催された同展示会は、現在、世界の17都市で開催されており、その中でもフランクフルトは最大規模となります。自動車業界を牽引する最新のメーカー、自動車部品メーカー、卸売業者、商社、自動車販売業者などの業界関係者が2年に一度、世界中から一同にフランクフルトに集結する、見逃せない業界イベントです。
弊社では出展に関わる全ての業務を一括で対応しております。
また、日本にいながら現地ブースにリアルタイムで出展できるハイブリッドブースの提供もしております。
(ブース設営・現地人員・モニターやカメラ等機材は全て込み)
ヨーロッパ、アメリカの展示会への出展申請や出展費用、ブース設営に関するご質問・ご相談は上のコンタクトページ、または info[at]tuskeurope.com までご連絡ください。日本デスクの担当者から返信いたします。
まずはご挨拶を兼ねたオンラインミーティングを10分程度させていただくことも可能ですので、お気軽にご連絡くださいませ。
Article by Tusk Europe Team